福井国体に帯同してきました。
こんにちは、柔道整復師の笹田めぐみです。
ご報告が遅くなりましたが、10月5日~9日まで福井県で行われた国民体育大会の北海道陸上競技選手団に帯同していました。
大会3日目は台風の影響による強風で一時的にお土産などが売っているおもてなし広場の撤去、選手村テントに入れなくなったりという状況の中でも選手たちは頑張っていました。
たくさんの入賞や大会新記録の樹立などがあり、男女総合(天皇杯)9位、女子総合(皇后杯)3位と全国大会という大きな舞台でしっかり戦える北海道選手団の存在感があった大会になっていました。
~今回の国体で個人的に印象に残ったエピソード~
全国大会には何度も出場し、今年のインターハイでは3位入賞している女子高校生選手に対して施術を行っていたときに会話の中で、
『いつも猫背なのはどうしてなんだろうね?』
と質問をしたら、
『自分に自信がないから。。』
という思いもしない答えが返ってきました。
私が施術をしながら色々話すよりも同じ競技を続けている先輩から話してもらった方がいいと判断し急遽、社会人選手を呼び出しお悩み相談を聞いてもらうことに。
『私も昔は猫背だったよ』の一言から始まり、その女子高校生選手は素直に先輩選手の話を聞いていました。
『背筋を伸ばすことを意識し始めることで自信がついてきたよ』など色々なアドバイスをしてもらいました。
普段ではこういった世代も練習環境も違う選手との関わることができないため、女子高校生選手には貴重な時間になったのではないかと思います。
道内にいる高校生とはほとんど一緒にいることがない道外を拠点として活動している大学生や社会人選手が一丸となって行う国体だからこそこういったことが可能なんだと感じました。
陸上競技の北海道選手団の成年選手たちは後輩選手に対して大変面倒見がいい選手たちのため、雰囲気が良く、初めて出場する選手も『また国体に出たい!』という声をよく耳にします。それだけ選手たちにとって色んな意味で刺激のある大会なのだと思います。
高校生~大学生~社会人のトップレベルのアスリートの身体を触れられることはもちろん、それぞれの競技に対しての考え方なども聞けて大変勉強になります。
日々進化する選手たちに負けないように、私も進化しなければ!と刺激を受けました。